DX・業務改善
マスタデータ管理
Master Data Management(MDM)
顧客・商品などの基本情報を、誰がどう更新するかまで含めて管理する仕組み。
顧客名簿や商品台帳、取引先コードといった、複数の業務システムで共通して使われる基本情報(マスタデータ)を管理する取り組みを指す。
対象は情報の中身だけでなく、変更の申請・承認・反映の手順まで含む。基幹刷新や複数システム連携の場面で必ず論点になる。
よくある誤解
重複した顧客名簿や商品台帳を1つにまとめる一度きりの作業だと思われがちだが、まとめた後も日々発生する変更を誰が承認しどう反映するかという継続的な運用の設計が本体である。統合プロジェクトが完了した後にまたデータが割れているのは、この運用設計が抜けているためだ。
関連する用語
シングルソースオブトゥルース
ある項目について「どのデータを正とするか」を1つに定める運用上の取り決め。
基幹システム
止まると事業が止まる業務を担うシステム。販売・生産・在庫・会計など。
データドリブン経営
勘や経験でなくデータに基づいて経営判断を行う考え方。集めるだけでは実現しない。
データ移行
システム更改に伴うデータの移し替え。項目の対応付けと名寄せが工数の大半を占める。