プロジェクト管理
三点見積り
PERT(Program Evaluation and Review Technique)
楽観値・悲観値・最頻値の三つで幅を持たせる見積り技法。単一の数字より扱いやすい。
最も順調に進んだ場合(楽観値)、最も遅れた場合(悲観値)、最も起こりそうな場合(最頻値)の三つを出し、それらから期待値と幅を算出する。
単一の数字で見積もるより、どこまでの変動を織り込んでいるかが関係者に伝わりやすくなる。スケジュールの予備(バッファ)を決める根拠にもなる。
よくある誤解
一つの数字を出す代わりに三つの数字を出す、単に手間の多い見積り方法だと思われがちだが、狙いはそこではない。単一の数字で見積もると、その数字がそのまま「確約」として一人歩きしやすい。三点で示すことで、見積りには元々幅があるという前提を関係者と共有できることに価値がある。
別名・表記ゆれ: PERT見積り
関連する用語
コンティンジェンシー予備
想定済みリスク用の予備費と、未知のリスク用の予備費は別物で、承認権限者も異なる。
ベースライン
承認された時点のスケジュール・予算のスナップショット。以後の遅れや超過を測る基準。
WBS
やることを漏れなく分解した一覧。スケジュールではなく作業の構造を表す。