プロジェクト管理
コンティンジェンシー予備
Contingency Reserve/Management Reserve(マネジメント予備)
想定済みリスク用の予備費と、未知のリスク用の予備費は別物で、承認権限者も異なる。
コンティンジェンシー予備は、リスクレジスタに載っている既知のリスクに備えて確保する予備で、プロジェクトマネージャーの裁量で使えることが多い。
マネジメント予備は、リスクレジスタに載っていない未知の事態に備えるもので、多くは経営層など上位の承認が要る。この二つを同じ財布として扱うと、使ってよい範囲が曖昧になる。
よくある誤解
まとめて「予備費」「バッファ」として一括りに扱われがちだが、実務では区別が必要になる。既知のリスク用(コンティンジェンシー予備)と未知のリスク用(マネジメント予備)とでは、使うために誰の承認が要るかが異なるため、混ぜて管理すると、いざ使う場面で承認プロセスが分からなくなる。
関連する用語
リスクレジスタ
起こりうるリスクを発生確率と影響度で並べ、対応方針を先に決めておく管理表。
ベースライン
承認された時点のスケジュール・予算のスナップショット。以後の遅れや超過を測る基準。
三点見積り
楽観値・悲観値・最頻値の三つで幅を持たせる見積り技法。単一の数字より扱いやすい。