LF&L株式会社
← Glossary
プロジェクト管理

ベースライン

Baseline(計画基準線)

承認された時点のスケジュール・予算のスナップショット。以後の遅れや超過を測る基準。

計画が承認された時点のスケジュールと予算をそのまま固定して保存し、以後の進捗や実績費用をこの基準と比較して測る。

変更管理プロセスを通して正式に承認された場合だけ、ベースラインを更新する。理由を残さず書き換えると、比較の基準そのものが揺らぐ。

よくある誤解

最初に立てた計画そのもの、あるいは常に最新化していくべきものだと思われがちだが、性質が違う。ベースラインは承認された時点で固定されたスナップショットであり、変更管理プロセスを通さずに現状に合わせて書き換えてはならない基準である。実態に合わせて随時更新してしまうと、当初計画からどれだけ遅れているかという、本来この基準が測るべき数字が見えなくなる。

関連する用語
EVM
進捗と費用を同じ物差しで見る手法。「予定どおり」を金額で確かめる。
変更管理プロセス
仕様や範囲の変更要求を記録し、影響を示してから承認を得る一連の手順。
トリプルコンストレイント
品質・コスト・納期はどれかを犠牲にしないと他が成立しない、という前提を示す概念。
こうした論点を実際の業務に落とすところは 業務改善・DX支援 で扱っている。関連する読み物は コラム にある。