システム開発
技術的負債
その場しのぎの設計判断が生む将来の追加コスト。放置すると利息のように増え続ける。
技術的負債とは、納期や予算の制約でその場しのぎの設計判断を選んだ結果、後から発生する追加のコストを指す。バグとは違い、動作そのものは正しいことが多い。
借金の利息と同じように、放置している間も追加開発のたびに負担が上乗せされていく。返済(作り直し)を先送りするほど、利息(追加コスト)は膨らんでいく。
よくある誤解
単にバグの多いコードや汚いコードの話だと思われがちだが、実際はその場の判断で先送りした設計上の代償であり、正常に動作していても発生する。レガシー刷新や追加開発の見積が想定より膨らむとき、原因の多くはバグではなくこの技術的負債の返済コストである。
関連する用語
レガシーマイグレーション
古いシステムを新しい基盤へ移す取り組み。作り直しと載せ替えでは別物になる。
マイクロサービス
システムを小さな単位に分割して構築する設計手法。分割しすぎると連携の複雑さが増す。