システム開発
マイクロサービス
システムを小さな単位に分割して構築する設計手法。分割しすぎると連携の複雑さが増す。
マイクロサービスは、ひとつの大きなシステムを、独立して動く小さなサービスの集まりとして構築する設計手法である。レガシーシステムの刷新やモダナイゼーションの提案で登場する。
個々のサービスを独立して開発・改修できることが利点だが、サービス同士の連携部分の設計と運用が新たな負担として生まれる。
よくある誤解
小さく分ければ保守しやすくなると単純に考えられがちだが、分割しすぎるとサービス間の連携部分の複雑さが増す「分割損」が起きる。ひとつの機能を直すために複数のサービスを横断して調整しなければならなくなると、分割前より手間が増えることもある。分割の単位は業務の切れ目に合わせて慎重に決める必要がある。
関連する用語
レガシーマイグレーション
古いシステムを新しい基盤へ移す取り組み。作り直しと載せ替えでは別物になる。
技術的負債
その場しのぎの設計判断が生む将来の追加コスト。放置すると利息のように増え続ける。