LF&L株式会社
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プロジェクト管理

ファストトラッキング

Fast Tracking/Crashing(クラッシング)

工程を短縮する二つの技法。人を増やすか、本来は逐次の工程を並行させるかで手段が違う。

クラッシングは、追加の要員や設備を投入して個々の作業の期間そのものを短縮する。コストは増えるが、進め方は変えない。

ファストトラッキングは、本来は順番に行う工程を一部並行させて全体の期間を縮める。コストはあまり増えないが、後工程が前工程の途中の情報を前提に進むため、手戻りのリスクが増す。

よくある誤解

どちらも「短縮」という結果は同じなので混同されやすいが、リスクの種類が異なる。クラッシングは要員を増やしてコストを払う短縮、ファストトラッキングは工程を並行させて手戻りリスクを引き受ける短縮であり、後者は「並行させて大丈夫な工程かどうか」の見極めを誤ると、短縮したはずが手戻りでかえって遅れる結果になる。

別名・表記ゆれ: クラッシング
関連する用語
要員計画・リソース平準化
要員の負荷を均し、遅延プロジェクトへの安易な増員がむしろ遅れを招く構造を示す考え方。
クリティカルパス
全体の期間を決めている作業のつながり。ここが延びると必ず全体が延びる。
クリティカルチェーン法
人員の取り合いまで考慮したスケジュール短縮技法。バッファを工程の末尾にまとめて持つ。
こうした論点を実際の業務に落とすところは 業務改善・DX支援 で扱っている。関連する読み物は コラム にある。