AI
データ主権
自社のデータがどの国のどんな法制度の下で扱われるかという論点。
海外のAIサービスを利用すると、入力したデータが海外のサーバーで処理・保存されることになる。どの国の法律が適用されるか、政府機関からの開示要求にどう扱われるかが、契約や制度上の論点になる。
発注側が決めておくべきは制度の詳細な仕組みではなく、取り扱うデータの重要度に応じて、どのサービスなら使ってよいかの基準を自社で持つことである。
よくある誤解
個人情報を入力しなければ安全だと思われがちだが、どの国のサーバでどう処理・保存されるか自体が契約・法制度上の論点になる。個人情報を含まない業務データであっても、機密性の高い情報であれば同じ論点が生じるため、情報の種類だけでなく重要度で線引きする発想が要る。
関連する用語
オンプレミスLLM
外部の API を使わず、自社の環境内で LLM を動かす構成。
AIガバナンス
誰が AI 導入を承認し、誰が結果に責任を負うかという組織の意思決定体制。
シャドーAI
情報システム部門が把握していないまま、現場で AI サービスが業務利用されている状態。