物流・SCM
クロスドッキング
Cross Docking
倉庫で在庫として保管せず、入荷した荷物をそのまま仕分けて出荷する物流方式。
入荷した貨物を保管棚に格納せず、荷降ろしした場所(ドック)で仕向け先ごとに仕分けてそのまま積み替えて出荷する方式である。在庫として滞留する時間がほぼ発生しない。
保管スペースと保管作業の両方を削減できる分、入荷と出荷のタイミングを高い精度で合わせる必要がある。仕分けの遅れがそのまま出荷遅延に直結する。
よくある誤解
保管コストを丸ごと削減できる万能な手法だと期待されがちだが、機能させるには入荷側・出荷側の双方が高精度でタイミングを合わせられることが前提になる。納期や数量が読みにくい取引先が混じっていると、仕分けが間に合わず一時保管が発生し、通常の在庫型物流よりむしろ非効率になる。
関連する用語
フリーロケーション
棚番を固定せず、空いている場所に商品を格納する倉庫の保管方式。固定ロケーションと対をなす。
共同配送
複数の企業が配送車両やルートを共有し、積載効率と配送頻度を両立させる仕組み。