製造業SCM構築
工場新設のレイアウト設計|既存の4倍の面積へ、論点整理から稼働後の改善まで
Result
新工場の稼働開始と、自走できる改善体制
生産拡張にともなう工場の新設です。既存工場の4倍という面積で、しかも工場移転もレイアウト設計も社内に経験がない状態からの出発でした。何をどういう論点でまとめるかの整理から、稼働後の改善までを伴走しました。
お客様
製造業の企業です。従業員は数十名から数百名の規模で、生産の拡張が決まり、既存工場の4倍の面積を持つ新工場へ移転することになりました。工場の移転もレイアウト設計も、社内で経験したことのある人がいない状況でした。
抱えていた課題
「何をどういう論点でまとめていけばいいのか分からない」という、検討の入り口で止まっている状態でした。面積が4倍になるということは、同じ配置を引き伸ばせばよいという話ではありません。動線も、保管の取り方も、人の配置も、すべて設計しなおしになります。しかも工場のレイアウトは、判断の順番を間違えると後から直すのが極めて高くつく領域です。着工してしまえば、柱の位置も動線も簡単には変えられません。
支援のアプローチ
図面を描く前に、決めるべきことと決める順番を揃えるところから入りました。
- 戦略・目標の議論 — 何のための拡張か、どこまでの生産量を見込むかを先に言語化
- 論点の整理 — 決めるべき事項を洗い出し、依存関係に沿って順番を並べる
- 図面の共同制作 — 案を出し合いながらレイアウトを具体化
- 稼働の立ち上げ — 移転から立ち上がりまでを支援
- 稼働後の改善 — 実際に動かして出てくるズレを一緒に潰す
成果
新工場の稼働に至りました。稼働後の改善まで並走し、最終的にはお客様自身で改善を回せる状態になっています。
レイアウト設計は図面を描く仕事に見えますが、実際に効くのは「何を優先するか」を決める議論のほうです。面積が増えるほど取りうる配置は増え、優先順位が定まっていないと決められません。そして図面は稼働してからが本番です。動かしてみて初めて分かるズレを直せる体制まで作らなければ、設計は完了したことになりません。
近い課題をお持ちであれば、一度ご相談ください。
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